【2022年度版】就活生向け自己PRパワポの鉄則

就活で企業側からパワーポイントを使った自己PRを課されていて、どうすればいいか分からず悩んでいる学生さんは多いのではないでしょうか。

 

学生時代にプレゼンの機会がほとんどなかった就活生にとって、いきなりパワポを使って自分についてのプレゼンをしてくださいと言われても困ってしまいますよね。

でも大丈夫です。

 

自己PRプレゼンは準備することこそ多いですが、苦手な学生も多いのでしっかりと準備すれば周りの就活生と差をつけることが出来ます。

プレゼンスキルは社会人になってからも多いに役立つので、就活のためではなく将来のために今から準備しましょう。

 

そこで本記事では、何から準備を始めていいか分からないという就活生の方に向けて、パワーポイントを使った自己PRで面接官に好印象を残すために出来ることをご紹介いたします。

 

面接でパワポを使った自己PRを求める企業が増えている

近頃、就活の自己PRをパワポで発表させる企業が増えていると言われています。

コロナ渦で非対面または遠方でも実施できるようにオンラインで行うケースも増えているとか。

 

プレゼンが苦手な人も多いと思いますが、苦手な人が多いからこそ上手く出来れば面接官に強いインパクトを与えるチャンスにもなります。

プレゼンスキルを向上させておくと就活時だけでなく社会に出てからも役立ちますから、準備した経験は決して無駄になりませんよ。

 

 

企業が自己PRでパワーポイントスキルを見る理由

ではなぜ、企業は面接時にパワーポイントを使って自己PRするという課題を出しているのでしょうか?

 

その理由はパワポプレゼンを通してビジネスパーソンに求められる3つのスキルが備わっているかを確かめたいからです。

 

具体的には、資料作成力・表現力や話し方・情報収集力の3つです。

 

 

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

「資料作成力」を確かめたい

最近はスマホである程度のことは何でも出来てしまいます。

そのため、大学のレポートなどをスマホで作成している学生もいるそうですが、ビジネスパーソンになってからはパソコンが扱えることが必須スキルになります。

 

メールの送受信や企画書作成、プレゼン資料作成などのあらゆる資料作成は全てパソコンで行うことになるからです。

今まで全てスマホで完結させてきた学生は、将来のためにも今からパソコンでの資料作成を覚えていきましょう。

 

「表現力、話し方」を確かめたい

就活生の皆さんも会社に入社すれば体験することになりますが、多くのビジネスパーソンは上司に何らかの提案・報告をしたり、顧客を相手に商品やサービスを売り込むためのプレゼンをする機会が度々あります。

そのため、採用段階で学生のプレゼン能力を確認しておきたいのです。

しかし、面接段階で完璧なプレゼンを期待している訳ではないので安心してください。

あくまで最低限のプレゼンスキルがあるかどうかや、期限までにしっかりと準備してきたか等を見ています。

 

話すのが苦手だからといって諦める必要はありませんよ。

 

「情報収集力」を確かめたい

テーマに沿って必要な情報を集める情報収集力も面接官は見ています。

言い換えれば「パワポを使って自己PRをしなさい」という課題に対して、学生であるあなたがどのように課題を解決するかが見られているのです。

 

最近では自己PRプレゼンだけでなく、その企業や業界などについての発表を求められるケースもあるようなので、より問題解決能力が求められる時代になったということかもしれませんね。

入社後も様々なリサーチをする機会がありますし、インターネットを駆使して情報収集する力は鍛えておいた方が良さそうです。

 

パワポを使った自己PRに向けてするべき準備3つ

就活生が面接で自己PRプレゼンする際の3つのポイント

まずはパワポを使った自己PRに向けて全体像を確認し、どのような流れで準備を進めていけば良いかを明確にします。

パワポを使った自己PRに向けてやるべきことは以下の3ステップに分けられます。

 

  • ステップ1:事前準備
  • ステップ2:資料作成
  • ステップ3:プレゼン練習

 

それぞれのステップを具体的に解説いたします。

 

ステップ1:事前準備

事前準備の段階では「自己分析」及び資料作成に必要な「情報収集」を行います。

まずは、自己分析をして自分の強みや弱み、性格や価値観などを明らかにします。

自己分析が終わったら企業分析や求められる人物像などを理解するために必要な情報収集を行いましょう。

 

たとえば大手企業のリクルートでは、次世代のリーダー候補を育てることを一つの目的としているので、採用プロセスでも学生時代のリーダー経験を重視しています。

それに加えて、リクルートでは価値観の違う人を理解するためにお互いが納得するまで話し合うという企業文化があると言います。

こうした情報を掴んでいくことで少しずつ企業側が求めている人物像が浮かび上がってきますから、自分のどのような強みを資料に盛り込むべきかも自ずと分かってくるはずです。

 

また、オンラインであれば自分のパソコンが使えますが、リアルでのプレゼンの場合はできればプレゼンの際の環境を事前に確認しておきましょう。

特にMacを使っている人は要注意。

会場のパソコンがWindowsだとレイアウトが崩れてしまうなど、意図通りにならない可能性が高いので必ず確認しましょう。

 

ステップ2:資料作成

情報収集をひと通り終えたら、集めた情報をわかりやすく整理していきます。

資料作成のポイントについては後述していますので、「資料作成で意識したい5つのポイント」の部分を参考にしてください。

 

ステップ3:プレゼン練習

資料作成が終われば、あとはひたすらプレゼンの練習をするだけです。

原稿を暗記できるぐらい繰り返し練習しましょう。

時間的余裕があれば動画を撮影して、自分の話すスピードや声のトーン、話す時の表情などを研究したり、友人や先生などに協力してもらってプレゼンの質を高めていきます。

 

もし余裕がない場合でも、最低限自分が伝えたいことだけは伝えられるようにしておきましょう。

 

資料作成で意識したい5つのポイント

続いて、資料作成をする時に絶対に意識しておきたい5つのポイントについて解説していきます。

これらのポイントを意識するだけでも、格段に面接官に伝わりやすいパワポプレゼンが出来るようになるはずですよ。

 

起承転結を意識して作る

人間の脳は無意識のうちに覚える対象をイメージ化して、ストーリーに仕立て上げることで記憶しています。

そのため、起承転結を意識してプレゼンの内容にストーリー性を持たせることで面接官の記憶にも残りやすくなります。

 

 

面接でパワポを使った自己PRをする時に絶対に意識しておきたい5つのポイント。 こちらはNG例。

具体例として、海外旅行が好きなことをアピールする場合で比較してみましょう。

Aさんは、今までに旅行したことがある地域を淡々と語りました。

 

面接でパワポを使った自己PRをする時に絶対に意識しておきたい5つのポイント。 こちらはより良い例。

一方でBさんは「初めて旅行したオーストラリアでは17時にはショッピングモールが閉まってしまうし、500mlの水が300円もすることに衝撃を受けた。それ以来海外と日本の文化がかけ離れていることに興味を持ち、年に数回海外旅行するようになった」と、自身の経験にストーリー性を持たせて語りました。

 

さて、あなたはどちらに興味を持ったでしょうか?

どちらも間違いではありませんが、Bさんの方がもっと話を聞いてみたくなりますよね。

今回の例で言えば「あなたは海外旅行好きの人だったよね」と印象に残る人になれるように、ストーリー性を意識して資料を作成してみましょう。

 

 

1スライド1メッセージを徹底する

就活生のみならず多くのビジネスパーソンがやってしまいがちなのが、1枚のスライドに情報を詰め込みすぎることです。

情報量が多すぎると記憶に残らないばかりか読み手にストレスがかかります。

多くを伝えたい気持ちはグッと堪え、「1枚のスライドで伝えることは1つ」を徹底してください。

紙芝居を作るぐらいの感覚でちょうどよいでしょう。

 

孫正義さんも認めたプレゼンの達人、前田鎌利さんも「プレゼンは読ませるものではなく、見せるもの」と助言しています。

パワポはあくまで理解を助けるものなので、1スライド1メッセージを意識してみてくださいね。

 

フォントサイズは大きめ

面接会場の広さやパワポのスライドを映し出す画面の大きさなどは、企業によってさまざまです。

また、役員面接まで進めば、年配の方が面接官を担当する可能性も十分に考えられます。

そのため、テキストは大きめに設定しておくことが望ましいです。

出来れば28〜32ポイント以上にしましょう。

 

 

スライドでプレゼンする際は、フォントサイズを大きめに。

上図は文字の大きさを比較したものですが、個人的に見やすいと感じるのは28〜32ポイントです。

 

24ポイントでも悪くはないのですが、少し小さいのでスライド画面から遠くに座っている方には見えづらい可能性がありますからね。

資料が見づらいと発表に関係ないところでマイナスの印象を与えてしまうので、フォントサイズはなるべく大きめに設定しておきましょう。

 

 

画像を入れて見やすく

文字ばかりだと単調になりがちなので、要所要所で画像を差し込んでおきましょう。

伝えたいことの中でも特に重要な部分や理解が難しいような箇所は、イラストや図表などを用いることで格段に理解しやすくなります。

 

 

就活生必見。パワポを使った自己PRプレゼンの悪い例!

ただし、ポップなイラストは使わないのが吉です!

ゆるくてポップなイラストは場を和ませてくれますが、人によってはふざけていると勘違いされる方もいます。

 

印象が下がることはあっても、上がることはないので使わない方が好ましいです。

画像やグラフ等はあくまで伝えたいことの理解を助けるためのものなので、最低限に留めておきましょう。

 

 

色やアニメーションは使いすぎない

色は3色まで、多くても5色までと覚えておきましょう。

目立つからと言って原色の赤や青や黄色をたくさん使う人もいますが、どこが重要なのかポイントが分かりづらくなります。

 

上図2つはいずれも5色使って作成したものですが、どちらの方が見やすいでしょうか?

左は蛍光色が多用されており、見ていて疲れます。

 

また、赤字が多用されていることで、どれが重要な情報なのか瞬時に認識できません。

一方、右の図では同系色の控えめな色でまとめ、見てほしい部分だけ文字色を変えることで見るべき箇所を明確にしています。

 

アニメーションも無理に使う必要はありません。

多くの企業において実際の業務の中でアニメーションを使ったプレゼンをする機会は少ないです。

アニメーションをどこに入れようかなどそこに時間を割くのではなく、構成など他の面でより良い資料を作成できるよう時間を使った方が賢明だと思われます。

 

面接官は膨大な量のパワポ資料を見ているので、派手なものよりもシンプルで理解しやすい作りの方が好まれます。

見る人の気持ちになって、スムーズに理解できる資料作りを心掛けたいですね。

 

パワポを使った自己PRで成功するための3つのコツ

資料作成が終わったら、次は実際に資料を使ってプレゼンの練習をしていきます。

パワポを使った自己PRで成功するためには3つのコツがあるので、本番を迎える前にしっかりと準備しておきましょう。

 

伝えられた発表時間より短く(長く)なることを想定して準備する

時には面接官側のスケジュールの都合で、伝えられた時間よりも短い時間でプレゼンしなければならないケースも出てきます。

咄嗟に対応するのは難しいため、事前に複数の長さに対応できるよう準備しておくとよいでしょう。

1分であれば30秒、3分、5分のパターンは用意しておきたいところです。

 

本番でいきなり無茶振りされても想定の範囲内なので落ち着いて対応できます。

面倒に感じるかもしれませんが、資料を作成する過程で自分の魅力についてしっかりと整理できるので、決して無駄にはなりませんよ。

 

本番で上がらないためには練習あるのみ!

本番で頭が真っ白になってしまって何も話せなくなる経験は誰しも一度はあると思いますが、そうならないためには練習あるのみです。

プレゼンの上手い人を見ているとその場の思いつきで気楽に話しているように見えますが、その裏では幾度となくリハーサルを重ねています。

誰もが知るプレゼンテーションの天才、故スティーブ・ジョブズでさえも、一日何時間もの練習を何日も何日もしていたと言われています。

 

本番で上がらない最大のコツは何度も繰り返し練習することです。

パワーポイントやZoomなどの操作確認も合わせて、原稿を暗記するぐらい何度も練習しましょう。

 

人前でも練習しておく

人のいないところでプレゼンするのと、人がいる前でプレゼンするのとでは全く違います。

できるかぎり本番に近い環境で練習することがパワポを使った自己PRで成功させる最大の秘訣です。

まずは自分1人で原稿を暗記するぐらい練習しましょう。

その後で、友人・家族・先生などが1人以上いる前で発表の練習を積んでおけば人前で話すことにも強くなれますよ。

 

就活時パワポで発表する際の注意点

就活生がパワポを使った自己PRを発表する時に、注意しておきたいことがいくつかあります。

 

それぞれ詳しく解説していきますね。

 

発表時間を厳守する

「時間をオーバーする=ルールを守れない人」という印象を与えてしまいます。

時間をオーバーすることは絶対に避けてください。

しかし、だからといって早く終わりすぎるのも内容が薄いという印象を与え兼ねません。

与えられた時間を最大限活用できるように構成を練りましょう。

 

早く話しすぎないようにする

聞き取りやすいスピードは1分間で300文字程度と言われています。

たくさんの情報を伝えたい気持ちは痛いほど分かりますが、あまり情報量が多過ぎても相手の記憶に残りません。

原稿の長さは1分間で300文字程度になるように調整しましょう。

 

ただし、時間調整のためにダラダラと話すのはかえって悪印象なので、その点には注意してくださいね。

 

声のトーンや表情に注意

面接時は相手が聞き取りやすい大きな声を心掛けましょう。

基本的に就活の場では明るくハキハキ話す学生が好まれます。

普段から大きな声で話すことを習慣づけておくのが良いと思います。

 

ただし、無理に声を張り上げることで落ち着きが無いと評価されることもあるので、少し高めのトーンでゆっくりと話すことが重要ですよ。

 

オンラインでプレゼンする際に知っておきたいこと

最近はオンラインで面接を実施する企業も増えているため、オンライン上でパワポを使ったプレゼンをする際に知っておきたいこと3つをご紹介して最後にしたいと思います。

 

カメラを見る

話す時に相手を見るのは重要ですが、オンライン面接でそれをやると相手からは下を向いているように見えてしまいます。

下を向いていると暗い印象になってしまうので、カメラを真っ直ぐ見ましょう。

そうすることで相手を見て話している印象を与えられます。

 

カメラの先に相手がいると思って話しかけましょう。

 

Zoomなどを使った資料共有やパワーポイントの操作方法に慣れておく

大学のゼミや講義などでZoomなどのオンラインミーティングアプリを使ったことがある学生も多いと思いますが、それらはビジネスパーソンになってからも頻繁に使います。

 

最近はツールも進化していて資料共有も付属のチャット機能を使うことでスピーディーに行うことができるため、スムーズに使いこなせれば好印象を与えることができます。

 

逆に、あたふたしているとイメージダウンに繋がるため、事前に友人などと試しに使ってみて操作に慣れておくと本番でも落ち着いて対処できますよ。

 

少し高めのトーンで話す

オンラインの面接では画面に映るのが上半身だけになるので、どうしても情報量が少なくなります。

その結果、面接官に与える印象の大部分は「声」や「言葉」になってしまうのです。

いつも通りの低い声で話すと相手に落ち着いた印象を与えられる一方で、「ボソボソと話していて暗い学生だな」という印象を与えてしまいやすいです。

 

そのため、いつもよりも少し高めのトーンで話すことを意識しましょう。

 

まとめ

パワポを使った自己PRに向けて必要な準備は「事前準備・資料作成・プレゼン練習」の3つがあります。

資料作成では1スライド1メッセージ、フォントを大きくするなどの工夫で、相手にとって読みやすい資料作成を心掛けましょう。

資料を作成したら後は練習するのみ!

本番で上がらないコツはたくさん練習し、人前でも発表する練習を積むことです。

 

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