パワーポイントで箇条書きを作る方法&見せ方のコツ②

パワーポイントで箇条書きを作るには、作り方、見せ方にすこしコツがあります。

以前の記事でもパワーポイントでの箇条書きやアレンジについて解説しました。主に「行頭記号の変え方、色の変え方」などをお伝えしました。また、箇条書きでの見やすい行間設定についても記載しました。

 

参考記事:パワーポイントで箇条書きを作る方法&見せ方のコツ①

 

今回は少し工夫が必要な、「長文の場合の箇条書き」についてです。

目次

パワーポイントで長文を普通に箇条書きにすると・・・

まず文章が長くて改行したい時、普通に改行すると行頭記号がついてしまいます。

パワーポイントで長い文章を箇条書きにする際は、いくつか注意点があります。

途中で改行したい時は「Shift+Enter」を押すとこうなります!

パワーポイントで箇条書きを改行する際は、「Shift+Enter」で改行しましょう。

これ、一旦BackSpeceで行頭記号を消していた方、多いのではないでしょうか?

 

文章が終わってEnterを押して改行すると、次の行は行頭記号が現れてまた箇条書きになります。

パワーポイントで箇条書きをきれいに作る方法

できました。ただ、少し行間が詰まっていて見にくく感じないでしょうか?

パワーポイントで箇条書きは行間を少し整える。

前回の記事「パワーポイントで箇条書きを作る方法&見せ方のコツ①」で、「箇条書きは行間を1.5ぐらいにした方が見やすい」と説明しました。こういった長文の場合はどうでしょうか。

 

先ほどの箇条書きを前回の記事のやりかたで、行間を1.5にしてみます。

パワーポイントの箇条書きは、行間を少し広くした方が見やすくなります。

こうすると全部の行の行間が広くなり、間延びした感じになります。

ここで、「段落前」「段落後」というのを修正します。

パワーポイントの長い文章の箇条書きは、行間の調整に一工夫すると見やすくなります。

「段落」とは、Enterキーを押して改行してから、次にEnterキーを押すまでの文章の固まりをいいます。

パワーポイントの行間設定の「段落前」「段落後」とはどういうことでしょうか。画像で解説します。

では、さきほどの箇条書きのテキストボックスを選択し、「段落前」を12ptにしてみましょう。

パワーポイントの長い文章の箇条書きは、「段落前」を行間設定で少し広くした方が見やすくなります。

段落ごとに行間が広がっていい感じになりましたね!もちろん、18ptとか、お好きな間隔にできます。

 

ちなみにですが、「段落後」を広げても同じ結果になります。

 

では、「段落前」「段落後」はどのように使い分けるのでしょうか。

もう一度こちらの画像をごらんください。

パワーポイントの行間設定の「段落前」「段落後」を設定すると、少し変わった見せ方が可能になります。

例えば二つ目の箇条書きだけを選択し、段落前を6pt、段落後を18ptにしてみましょう。

パワーポイントの行間設定の「段落前」「段落後」の設定を変えた例

行間が上下で変わりましたね。あまり使う場面はないかもしれませんが。。。こういう意味です、という解説でした。

箇条書きを作る方法&見せ方のコツ②【まとめ】

まずは、「改行」+Enterはご存じなかった方もすぐできそうですね。

行間もそのままではなく、適宜整えた方が、読み手に優しい資料になりますので、ぜひ工夫してみてください。

 

前回の記事①と合わせて、ぜひ参考にしてみてください。

 

パワーポイントで箇条書きを作る方法&見せ方のコツ①

筆者

玉田 賢司

合同会社ドキュメントプラス 代表社員

玉田 賢司Kenji Tamada

前職から含めるとパワーポイント歴約20年。ドキュメントプラス開業以降の顧客数は1,000社を突破。「デザイン性の高い資料」は不要と考え、「シンプルで、見やすく伝わりやすい資料作成」にこだわり。そのノウハウの他、パワーポイント操作の時短術など、2014年より当ブログで発信。


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