パワーポイントで箇条書きを作る方法&見せ方のコツ①

パワーポイントでの箇条書きの作り方や見せ方について解説します。単なる箇条書きとは言え、作り方次第でのちのアレンジがしやすくなったりしますのでぜひ覚えておきましょう。

パワーポイントで箇条書きを作ることは非常に多いと思いますが、「箇条書き」と言う機能を使わずに作っている方もいらっしゃると思います。
例えば以下のようなケースです。

 

・とろ

・うに

・いくら

・ぶり

箇条書きはこのように、「点」や「四角」などと打って行頭記号を作る方が多いかと思います。

これは「箇条書き機能」を使わずに、各文言の前に「・」を打って作っています。「・」ではなくても「●」(まる)とか「■」(しかく)とか打って作っている方も多いでしょう。

しかしパワーポイントの「箇条書き」と言う機能を使った方が効率も良く、見た目のアレンジなども色々できるので、ぜひ覚えていただきたいです。

目次

パワーポイントで箇条書きを作る基本手順

まず「テキストボックスの作成」をクリックして、画面上にテキストボックスを作り、以下のように打ちましょう。

 

とろ

うに

いくら

ぶり

パワーポイントでの箇条書きは、ホームタブにある「箇条書き」というボタンをクリックして作る方法をおすすめします。

そしてテキストボックスを選択(※)した状態でホームタブにある「箇条書き」をクリックすると、簡単に箇条書きになります。

 

(※ テキストボックスの四辺の点線、どこかをクリックしてください。点線が実線に変われば正しく選択できています)

パワーポイントでは、テキストボックスの枠が点線だと、テキストボックス全体が選択できていません。四辺のどこかをクリックすると実線になり、正しく選択できていることになります。

もしくはテキストを打ち込むまえに「箇条書き」をクリックするとすぐに行頭記号が出ますので、あとは一行ずつテキストを打って、普通に改行すれば箇条書きになります。

パワーポイントの箇条書きは、テキストを打ってから作ることも、打つ前に「箇条書き」をクリックすることですぐに行頭記号を出すこともできます。

この方が一行ずつ「・」を打つ手間が減り、少し時短にもなりますね。

パワーポイントの箇条書き|行頭記号の変更方法

「箇条書き」の横にある下向きの矢印のような記号をクリックしてみましょう。7種類の行頭記号が選べます。クリックすれば一発で全て変わります。
今回は正方形の行頭記号にしてみましょう。

パワポの「箇条書き」機能を使えば、行頭記号を「点」だけでなく、四角や丸などに、一括で変えることができます。

これもいちいち手作業で打ち直す必要がないので便利です。

 

 

ではこれの色を変えてみましょう。

 

「箇条書きと段落番号」をクリックします。するとこのような表示になります。

パワポの「箇条書き」機能を使えば、行頭記号をいちいち自分で打ち直さずに簡単に変えることができます。

「色」というのがありますので、そこから好きな色を選べます。今回は赤にしてみます。

パワポの「箇条書き」機能では、行頭記号の色を変えることも一発でできます。

できましたね。

パワーポイントの箇条書き|行間を調整する方法

フォントの種類にも寄りますが、このままでは行間がやや詰まっていて、見にくい場合があります。何も設定をいじらなければ「1.0」という行間ですが、これを「1.5」にすると少し広がって見やすくなるかと思います。

 

これもテキストボックスを選択した状態から、「行間」をクリックすることで変えることができます。

パワーポイントの箇条書きでは、デフォルトの状態で作成すると、行間がやや狭く感じることはないでしょうか。

もっと広くしたければ「2.0」などにすることもできますし、「1.5」では少し広すぎる、と思われる場合は、「行間のオプション」から「1.2」などと打ち込んで設定することもできます。

パワーポイントの箇条書きでは、行間を少しいじるだけで、より見やすくなることがあります。オススメの設定は「1.2」「1.5」です。

パワポでの箇条書き 行頭記号と文字の間隔の変え方

一番よく使う行頭記号は「・」ではないかと思いますが、なんとなく、「・」と続く文字の間隔、広すぎな気がしませんか?

パワーポイントの箇条書き、行頭記号と文章の間が少し広すぎると思います。

これを狭めたり(逆に広げることも)できます。

 

これには「ルーラー」をまず表示させることが必要ですが、表示タブの「ルーラー」にチェックを入れるだけです。

パワーポイントの「ルーラー」を表示させるには、表示タブの「ルーラー」にチェックを入れます。

そのうえで文字の先頭にカーソルを合わせ、ルーラーに表示されている上向きの三角を左に動かせば、間隔を狭めることができますので、ちょうどいいと思われるように設定しましょう。

パワーポイントの箇条書きでは、ルーラーを少しいじると、より見やすくなる場合があります。

もちろん逆に広げたい時は上向き三角を右に動かします。

 

 

下向きの三角で行頭記号の位置を動かすことができます。また、一番下にある四角形ですが、これは箇条書きの中で「階層」を作りたい時に便利です。たとえばこのようなことができます。

 

■ 本日のおすすめ

 ・とろ

 ・うに

 ・いくら

 ・ぶり

パワーポイントの箇条書きでは、ルーラーを調整することで箇条書きの中に「階層」を作ることも可能です。

一番上に一行「本日のおすすめ」を追加し、行頭記号を変えます。

「とろ」から「ぶり」までを選択し、四角形を右に動かすと、行頭記号とテキストの間隔をそのままに右にずらすことができます。

パワーポイントの箇条書きでは、「階層」を作った方が見やすくなることがあります。工夫してみましょう。

いい感じに適宜調節してみてください。

パワポでの箇条書き① 作り方と見せ方の変え方【まとめ】

これで一通り、基本的な箇条書きが作れるようになったかと思います。「・」や「●」と手で入力するより早く、また様々な見た目の調整ができるので、ぜひ覚えていただきたいです。

 

次回は「パワポでの箇条書き②」として、長文の場合の作り方なども解説する予定です。

箇条書きではなく、「段落番号」の作り方もまたの機会に記事にします。

筆者

玉田 賢司

合同会社ドキュメントプラス 代表社員

玉田 賢司Kenji Tamada

前職から含めるとパワーポイント歴約20年。ドキュメントプラス開業以降の顧客数は1,000社を突破。「デザイン性の高い資料」は不要と考え、「シンプルで、見やすく伝わりやすい資料作成」にこだわり。そのノウハウの他、パワーポイント操作の時短術など、2014年より当ブログで発信。


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