パワーポイントでA4縦に設定する方法

パワポを縦にする方法がわからなくて困ったことはありませんか?この記事で説明しますが、超簡単です!

パワーポイントの縦への設定方法

パワーポイントで用紙を縦にする必要がある場面はないでしょうか?

 

例えば

 

  • 企画書:A4横で作る場合が多いと思いますが、社内や顧客の規程で縦に指定されることもあります。
  • マニュアル:製品の取扱説明書やマニュアルは、縦で書かれることが多くあります。
  • 行政のプロポーザル:政府機関や官庁に提出されるプロポーザル、提案書などは、A4縦が要求されることが私の経験上、多いように思います。
  • チラシ:広告や宣伝のためにチラシを作成する場合、印刷物として広く使われるA4縦のフォーマットを選ぶことが一般的です。

 

ところがパワーポイントを開くと「16:9 横」がデフォルトになっているため、A4縦の設定の仕方がわからず、いきなりつまづく方が多いようです。中には「パワポは縦にできない、ワードでしかできない」と思っている方もいらっしゃいます。

 

この記事ではパワーポイントでの「A4 縦」の設定方法を説明します。 とても簡単であっという間にできます。所要時間は約3~5秒です。

用紙サイズの変更手順

まずパワーポイントを開きましょう。例外なくこのような画面が開きます。

(今回は「Microsoft 365」というバージョンでの説明です)

パワポで縦にスライドを設定したい時、どうすればいいでしょうか。

次に 「表示」→「スライドマスター」 とクリックします。

powerpointで用紙を縦にしたい時は、「スライドマスター」から設定できます。

するとこうなりますね。

powerpointでも縦の企画書、資料が作れます。その方法をイチから解説。

「スライドマスター」の使い方は下記記事を参考にしてください。

 

参考記事:実は簡単!パワポのスライドマスターはこう使う

パワーポイントの向きを縦に変更する方法

次に「スライドのサイズ」をクリック。デフォルトでは「ワイド画面(16:9)」となっています。これワイド画面のテレビなどでプレゼンテーションをする際に適したサイズです。

パワポで向きを縦にするには?

元はと言えば、パワーポイントは「プレゼンテーションを作成するソフト」ですからこの設定になっていると思われます。

 

次にその下、「ユーザー設定のスライドのサイズ」をクリックし、「ワイド画面」となっているプルダウンをクリックすると、「A4」が表示できます。こちらを選択しましょう。

パワーポイントでA4縦の設定の仕方。

既にお気づきかと思われますが、その横に「印刷の向き」という項目があり、「スライド」で縦を選択できます。そして「OK」をクリックします。

 

するとこのような分かりにくい表示がされます。

これは、すでになにか作りかけているときは関係ありますが、まだ白紙の際はあまり気にしなくていいと思います。私は通常「サイズに合わせて調整」を選んでいます。

新しいスライドサイズに拡大縮小します。コンテンツのサイズをなるべく大きくしますか、それとも新しいスライドに収めるように縮小しますか?

すると「A4 縦」で画面も表示されました!

パワポではこのようにすれば縦に変更できます。

あとは「マスター表示を閉じる」で作成画面に戻れます。

パワーポイントでの縦書きにするには?

以上で「A4 縦」に用紙設定ができました。

パワポの「9:16 縦」の意外な使い道?

話のついでではありますが、ここまでできた方ならデフォルトの画面の縦バージョン、「9:16」も作れるはずです。

設定次第でパワポでインスタグラムのストーリーズを作ることもできる?

このサイズの意外な使い方としては、

 

インスタグラムの「ストーリーズ」「リール」、またtiktokの動画はこのサイズです。

 

いまやパワーポイントは色んなことができますから、デザインセンスを駆使し、アニメーションを使ったりすれば「ストーリーズ」や「リール」用の画像、動画だって作れちゃいます!

(ここでは詳しくは触れませんが、ご参考までに・・・)

パワポで作る企画書は横向きにすべき?縦向きの方が良い?

「企画書は横がよいか、縦が良いか」という素朴な疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 

結論から言うと、人間の目は横に並んでいますので、「横の方が視覚的にしっくり」来ます。写真なども横(「横位置」と言います)で撮ることが多いですが、縦にすることで人間の違和感やインパクトを逆に狙って「縦位置」で撮られた写真もあります。

 

ですから、企画書も、規程などがない限り横で作るのが読み手に見やすい資料となります。

 

ただ、冒頭に記した通り、マニュアルやプロポーザル、または何かしらの規程で縦にする必要もあると思います。縦でチラシを作りたい方もいらっしゃりますね。そういう場面もありますので、今回説明した設定の仕方もぜひ覚えておいてください。

注意すべきデザイン上の課題

用紙を縦にすると、デザイン面で制約が出やすくなります。

 

「横向きだと収まる表が、縦向きだと収まらない」

 

などと言ったことがどうしても出来てきます。

 

また、文章も改行が必然的に増えますから、一枚に収めたいのに収まらない、と言ったこともありえます。

 

ただ、縦書きが指定されたなら、それに従うまでですので、フォントサイズを小さくする、あるいはページ数を増やすなどして、工夫するしかないと思います。

【まとめ】パワーポイントで縦向きの企画書の作り方

パワポでA4縦は超簡単に設定できることが分かりましたね。

 

基本は横ですが、必要に応じて縦に設定して使ってください。


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